C型肝炎新薬、セイヨウオトギリソウを併用禁忌とする(ギリヤド社)

〇ご承知の通り、ギリアド社から発売のソバルディ(ソホスブビル)+リバビリンがジェノタイプ2型に、この5月に発売され、ジェノタイプ1型向けのハーボニー(ソホスブビル・レディパスビル合剤)が8月頃、発売の見通しです。これらの新薬について、併用すると薬効が低下したり、副作用が増強されたりする薬やサプリメントがあります。

〇その一例として今回、「セイヨウオトギリソウ」(別名・セントジョーンズワート)が、併用禁忌薬として、発売元(ギリヤド社)から注意するようアナウンスがありました。

〇「セイヨウオトギリソウは、サプリメントとして販売されていますので、併用しないよう注意してください。又、肝臓以外の病気で用いられている薬で併用禁忌薬や注意を要する薬もありますので、治療前に、肝臓専門医の主治医に、投与・服用しているすべての薬やサプリメントなどを報告するよう心掛けてください。

〇参考までに、読売新聞配信記事の抜粋を掲載します。

【千葉肝臓友の会】

C型肝炎新薬、セイヨウオトギリソウと併用で…

臨床 2015年6月9日(火)配信読売新聞

95%超の高い確率でウイルスを除去するC型肝炎の新薬を服用中、健康食品などに含まれる「セイヨウオトギリソウ」(別名・セントジョーンズワート)を摂取すると薬の効果が弱まるとして、販売元の製薬会社が注意を呼びかけている。

この新薬は、ギリアド・サイエンシズ社が5月末に発売した「ソホスブビル」。遺伝子型が2型のC型肝炎では初の飲み薬で、1型でも同薬を配合する「ハーボニー」が8月にも使えるようになる見通し。これらの薬の対象者は約40万人。承認申請中、国の指摘があり、セイヨウオトギリソウとの併用を禁忌とした。

セイヨウオトギリソウは、古代ギリシャ時代から精神疾患や神経痛の患者が使用。癒やしや気分向上の効果があるとして、サプリメントやハーブティーとして市販されている。細胞内の化合物の排出機能を高める働きがあり、ソホスブビルと併用すると薬の成分が排出され、治療に必要な濃度に達せず、ウイルス駆除に失敗すれば同種の別の薬も効かなくなる恐れがある。

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