C型肝炎新薬トピックス:インターフェロンを使わないC型肝炎新薬をベーリンガーインゲルハイム社が発表


~インターフェロンフリーの治療法で、

難治型(1b型)C型肝炎ウイルス患者の95%が著効~

◎6月19日にベーリンガーインゲルハイム社がインターフェロンを使わないC型肝炎新薬を発表(プレスリリース)しました。ベーリンガーインゲルハイムジャパンのホームページや薬事ニュースなどの医療メディアで報道されております。未だ治験段階の新薬でありますが、報道によれば、高い著効率で、副作用が少なく、治療期間も短縮できる画期的な治療薬として期待できそうです。

要約すると、

*インターフェロンフリーの新薬療法で高い著効率と副作用の大幅軽減と治療期間の短縮が期待される。インターフェロンを使用せず、プロテアーゼ阻害剤とポリメラーゼ阻害剤とリバビリンを用いた三剤併用療法であり、(治験では)高い著効率が得られている。

*この治療の最大の特徴はインターフェロンを使用しないことによる副作用の大幅な軽減と治療期間の短縮である。治験通りならわずか16週で治療が終了する。

〇ご参考までに、その発表記事を薬事ニュースから抜粋して記載しますので、ご参照下さい。

 

ベーリンガーインゲルハイムジャパンは6月19日、ジェノタイプ1b型のC型肝炎ウイルスに感染した未治療患者を対象に、プロテアーゼ 阻害剤faldaprevirと非ヌクレオシド系NS5Bポリメラーゼ阻害剤deleobuvirにリバビリンを併用した第Ⅱb相臨床試 験「SOUND-C3」の新たな結果が、今月にシンガポールで開催されたアジア太平洋肝臓病学会で発表されたと伝えた。  インターフェロンを併用しない治療レジメンの有効性・安全性を検討した同試験では、ジェノタイプ1b型感染患者の95%(20人中19 人)が、16週間の治療でウイルス学的著効を達成。また、肝硬変を伴っていた20%(4人)の患者全てがウイルス学的著効(SVR12) を達成した。一方、ジェノタイプ1a型でIL28B遺伝子をCCで有する患者のうち、SVR12を達成したのは17%(12人中2人)に とどまり、▽同患者集団に対してさらに強力な治療法が必要とされること▽現在進行中の第3相臨床試験の対象患者集団をジェノタイプ1b型 としたことが適切だったこと──が確認されたとのこと。  忍容性については良好で、投与中止に至った患者は3人(9%)。主な副作用は軽度の発疹・悪心だった。高頻度にみられた有害事象は、貧 血(16%)、疲労(9%)、嘔吐(9%)、悪心(9%)で、中等度以上の有害事象はまれだった。  昨年に試験結果が発表された第Ⅱb相試験「SOUND-C2」では、ジェノタイプ1b型のC型肝炎ウイルスの感染患者に、 faldaprevirとdeleobuvirにリバビリンを加えたインターフェロンフリーの治療レジメンを実施したところ、最大85% のウイルス学的著効が得られている。「SOUND-C3」試験では、患者の治療を最適化(deleobuvirの初日負荷用量をなくし、 治療期間を16週間に短縮)することにより、「SOUND-C2」試験よりも高い治療効果を得た。

〇更に詳細を知りたい方はベーリンガーインゲルハイムジャパンのホームページ、http://www.boehringer-ingelheim.jp  の下記のプレスリリースを参照して下さい。

 

【インターフェロンフリーの治療レジメンで、ジェノタイプ1b型C型肝炎ウイルスに感染している患者の95%がウイルス学的著効を達成】

06. 19. 2013  プレスリリース(ベーリンガーインゲルハイムジャパン社)

Share

  • Add this entry to Hatena Bookmark

Follow Me