〇厚労省の中医協・総会は11月9日、新薬、グラジナ錠50mg(グラゾプレビル水和物)とエレルサ錠50mg(エルバスビル)を薬価収載した。いずれもMSD社が提供する。
〇いずれも内服薬で、「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」を目的としている。薬価はグラジナが1錠 9607.30円、エレルサは1錠 2万6900.50円である。
〇グラジナは100mg(2錠)を1日1回経口投与(1日薬価:19,214.60円)、投与期間は12週間、エルレサと併用する。グラジナはHCVの複製に関わるHCV NS3/4Aプロテアーゼを阻害し、HCVの増殖を抑制する。エレルサはHCVの複製に関わるHCV NS5Aを阻害し、HCVの増殖を抑制する。エレルサは、50mgを1日1回経口投与して、投与期間は12週間である。今回収載されるグラジナと併用する。グラジナはHCVの複製に関わるHCV NS3/4Aプロテアーゼを阻害し、HCVの増殖を抑制する。エレルサはHCVの複製に関わるHCV NS5Aを阻害し、HCVの増殖を抑制する。
〇関心のある方は、″ミクスOnline″ 11月9日をご覧ください。
【千葉肝臓友の会】