肝硬変の根治薬の開発:日東電工が核酸医薬品を日米で本格化

◎日東電工は、肝硬変をターゲットにした核酸医薬品の開発を日米で本格化させる。米国では 2013年6月から実施していた健常人対象の臨床第1相(P1)試験が完了し、年内をめどに肝硬変患者対象のP1/2試験を開始する。国 内では厚生労働省と治験の進め方に関する話し合いを行っている段階で、早ければ今年度中にP1試験を始めたい考えだ。国内外ともに後期 P2試験以降は、製薬企業との連携も視野に入れ、最速で18年度の発売を目指す。

〇同社が開発を進めるのは、siRNA薬と呼ばれる核酸医薬品の一種。臓器が線維化する原因を選択的に抑えるsiRNAを用い、ビタミン A誘導体を標的化剤として患部にのみ選択的に送達するメカニズムで、siRNAが肝硬変を引き起こすコラーゲンの過剰分泌を防ぐ。現在、肝硬変の治療は対症療法が中心のため、承認されれば、初の根本治療薬になるという。

◎関心のある方は、日刊薬業のホームページをご覧ください。

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