脂肪肝、血液検査で簡単に診断? カギの物質発見

〇新薬の登場などでC型肝炎患者は減少傾向ですが、近年、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の患者が増加傾向にあります。 その診断法に関するニュースをお知らせします。

【千葉肝臓友の会】

朝日新聞ディジタル配信(2015年9月12日)より

飲酒しないのに発症する肝炎・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)かどうか、血液検査だけで簡単に診断できるかもしれない。大阪大の三善英知教授(機能診断科学)らは、NASHの度合いを測る血液中の物質を見つけた。  NASHは進行すると肝硬変になるおそれがある。国内には約100万~200万人の患者がいると推定されているが、症状が出にくく、診断には肝臓の一部を切り取って調べる必要があることが課題になっている。

三善さんらは体内で作られるたんぱく質と鎖状の糖「フコース」が結合した物質に注目。様々な脂肪肝の患者506人の血液を調べたところ、NASHの患者の血液中で、この物質の量が増えていることがわかったという。病状によって量が異なることもわかった。

三善さんは「血液検査でNASHが診断ができるようになるだけでなく、治療効果を測ることもできるのではないか」と話している。(今直也)

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