重症肝硬変に治療薬~来春から治験開始、5年以内に実用化へ~(読売新聞記事・Yomiuri Online)

〇かねて、肝硬変を改善する可能性のある「PRI-724」と呼ばれる薬剤が肝臓病医療分野で報告されていましたが、この度、この治療法について、重症の肝硬変に対する有効な治療薬が開発されたとの一般報道がでました。この12月29日の読売新聞の朝刊に掲載されており、読売Onlineでも記載されています。記事を抜粋して、概要をお知らせします。

東京都立駒込病院などは、肝臓移植しか治療法がない重症の肝硬変患者らを対象に治療薬の臨床試験(治験)を始める予定です。肝臓に蓄積し、再生能力を妨げる硬い組織(線維)を溶かす効果があり、肝機能の回復が期待できるといいます。 5年以内の実用化を目指します。

〇主な対象は、C型肝炎ウイルスに感染して肝細胞か壊れ、隙間にコラーゲンなどでできた線維が入り込んで肝臓が硬くなったC型肝硬変うち、「非代慣性肝硬変」と呼ばれる重症患者です。初期の状態ならばウイルスを攻撃して進行を抑える薬があるが、肝臓の大半が線維に置き換わって重症化すると使える薬はない。同病院肝臓内科の木村公則部長らは、国内のベンチャー企業ががんの治療を目指して開発した物質に肝臓の線維を溶かす効果があることに着目した。

〇2014年~16年に、重症の患者7人(56~74歳)らにこの物質を点滴で投与したところ、安全性がほぼ確認でき、4人の肝機能も初期の状態まで改善した。免疫細胞が活性化して肝細胞の周りの線維を溶かし、血流が戻って細胞の再生能力や機能が改善した可能性があるといいます。

〇詳しく知りたい方は、Yomiuri Online(12月29日)をお読みください。

【千葉肝臓友の会】

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