2017年元旦 千葉肝臓友の会会長 村田 充
皆様 あけましておめでとうございます。新春を迎え如何お過ごしでしょうか。
昨年は皆様には、患者救済活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございました。
新年にあたり、当会の患者会活動の一端を申し述べ、本年もご支援・ご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
〇国会請願活動とその対策ついて
昨年春の請願署名活動には、皆様のご支援ご協力を賜り全国から20万筆を超える署名と募金を頂き、5月17日に国会請願を実施致しました。その結果、お陰様で衆参両議院とも満場一致で採択されました。 しかし、採択されたからと言っても、直ぐに実行される訳ではなく、先ずその予算確保が必要です。
我々患者会は、その実現に向けて昨年暮れの12月16日(金)与党の「肝炎対策議員連盟」の有力議員に対しローラー訪問要請活動を行いました。先ず、議員連盟の幹事長の前田村憲久厚労大臣(自民党)、議員連盟副会桝屋啓吾先生(公明党)、議員連盟事務局長福岡資麿先生(自民党)、同副事務局長江田康幸(公明党)と予算確保対策等を協議し、田村先生から基金による予算確保等のアドバイスを頂きましたので、この案を中心に本年は皆さんと共にこの活動を推進して参ります。
今年は、国会請願は実施しませんが、この採択された請願の予算確保に向けて、国会訪問活動を重点的に実施し、その為の活動資金の募集を皆様にお願いする予定です。詳細につきましては、別途改めてお送り致しますので、どうぞよろしくご協力の程お願い致します。
〇千葉県に於ける活動について
1.ウイルス検診の年齢制限撤廃促進の活動
潜在する県民の肝炎患者の早期発見・早期治療に結び付ける為、昨年も3団体の炎
フォーラムの協力も得て、年齢制限のある市町村を重点的に巡回訪問致しました。
特に木更津君津地区に付きましたは、地元の石井宏子県議(君津市)のご協力ご指導を得て、君津市長・木更津市長・袖ケ浦市長、及び鎌ヶ谷市長にもそれぞれアポイントを頂き訪問活動を実施しました。市長との面談の際は、市長・副市長・担当部長・担当課長・窓口責任者も同席頂いて、その場で会議し、即決で年齢制限の撤廃を今年度より実施することとなりました。石井宏子県議には、26年度・27年度・28年度と継続して、ご活動ご支援を頂きましたことに皆さんと共に心から感謝を申し上げます。又、八千代市・習志野市は、40歳のみの検診でしたが、ウイルス検査制限の撤廃につき、横山秀明県議(八千代市)のご尽力を頂き今年度から上限年齢撤廃予定となりました。有難く感謝申し上げます。その他、松戸市・流山市・印西市・東金市・大網白里市・茂原市等へも訪問要請活動を実施し地元の議員の皆様のご協力を頂きました。
2.ウイルス検診実施による潜在患者の発見とフォローアップ
千葉県では毎年約650人の新患者が発見されています。その内訳はB型肝炎患者が65%、Ⅽ型が35%です。特に40歳時の肝炎ウイルス検査の内訳は、B型肝炎患者が90%を占め、Ⅽ型は10%であり、若者のB型肝炎対策が急務であり、必須です。
国は1昨年10月より、新患者を治療に結び付ける為と患者負担の軽減の為、重症化予防推進事業として「陽性者のホロ―アップ事業」をスタートさせました。現在は、1回当たりの検査費用の個人負担金は、慢性肝炎患者は2,000円、肝硬変・肝がんは4,000ですが、この4月より更に負担金額は安く半額となり、慢性肝炎患者は1回当たりの検査費用が1,000円、肝硬変・肝がん患者は2,000の負担となりそれぞれ変わります。(但しこの制度の適応は、世帯の市民税が235,000以下に限ります)
この事業を軌道に乗せ成功させるには、県下各市町村の理解と協力が必須です。3年前から肝炎コーデネィーター制度がスタートし、現在約300名の肝炎コーデネィーターが千葉県には存在します。このコーデネィーターの皆さんの協力を得て、一刻も早くこの制度を軌道に乗せ、早期に治療に結び付ける対策が急務です。
ご参考まで、28年3月現在の全国進捗状況は下記の通りです。
・静岡県・・91,4%(28年度100%) ・鳥取県・・80%
・山梨県・・95% ・徳島県・・80%以上
・大阪府・・80% ・高知県・・90%以上 他多数
尚、千葉県は5年をかけて平成33年度で70%以上を目標としています。皆さんは、千葉県のこの状況について 如何お考えでしょうか。
今肝炎は、早期発見・早期治療すれば、飲み薬3ヵ月で、ほぼ98%~99%は完治する時代となりました。一日も早くこの事業が軌道に乗り、早期に肝炎患者が安心して治療に専念出来ることを念願しております。行政当局の早期の確立した方針の基に我々患者会は積極的に協力して参ります。
本年も皆様のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
寒さも厳しい折お風邪など召しません様にくれぐれもご自愛下さい。
皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
2018年元旦 千葉肝臓友の会会長 村田 充
皆様 あけましておめでとうございます。新春を迎え如何お過ごしでしょうか。
昨年は皆様には、患者救済活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございました。
新年にあたり、当会の患者会活動の一端を申し述べ、本年もご支援・ご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
〇国会請願活動とその対策ついて
その1 新規に「肝がん・重度肝硬変患者支援のための仕組みの構築」の予算化
一昨年春の国会請願署名活動により肝硬変・肝臓がんの救済制度の創設について採択されていましたが、昨年はその早期実現を求め、首都圏近在の我々患者会(日肝協)の役員は厚労省をはじめ、与党の肝炎対策議員連盟の有力国会議員に対し、その実現を求め、訪問要請活動を4月から8月にかけて来年度予算化を求め集中的にローラー訪問要請活動を実施致しました。
結果、新規に「肝がん・重度肝硬変研究 及び肝がん・重度肝硬変患者への支援のための仕組みの構築」と言う名目で、30年度予算案として「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業」として国は10億円の予算が計上されることになりました。これに併せ地方自治体も同額の10億円を負担し、合計20億円の予算が計上されそのスのタートは、地方自治体との調整もあり、遅れて30年12月からの実施見込みとなりました。その対象者は、年収370万円未満を対象とし、尚且つ「肝がん・重度肝硬変の入院医療費とし、過去1年間で高額医療費の限度額を超えた月が4ヶ月を越えた場合に、4ヵ月目以降に高額医療費の限度額に対し、公費負担を行う」とあり、自己負担限度月額は1万円です。この厳しい条件に見合う患者さんが、果たしてどの位存在するのか等をしっかり見守っていきたいものです。
その詳細は下記をご覧ください。
その2 国会請願の実施を予定
上記の様に一歩前進した肝硬変・肝がん患者の救済制度が新たに発足し、内容的には少しではありますが、先ずはその土台がようやく出来たと言いう状況です。しかしこの状況では、我々患者会の意向に沿ったものとは、程遠いものであり、今年はその拡充と条件の緩和等を求め、5月には下記の請願3項目の案を、国会請願活動する予定で準備を進めて参ります。
- ウイルス性の重い肝硬変と肝がん患者に係る医療費助成の拡充を進めて下さい。
- 既に着手しているB型肝炎を排除する治療薬等の研究開発をいっそう促進して下さい。
- 国民を肝炎・肝がんから救うため、肝炎ウイルス検査の促進と陽性者を専門機関での治療に結び付ける施策を促進し、重症化予防制度の手続きの簡素化を進めて下さい。
皆様には、大変お世話になりますがこの2月~4月の3ヵ月間署名活動と併せ募金活動を進めて参りますので、何卒よろしくご協力の程よろしくお願い申し上げます。
〇千葉県に於ける活動について
- 日肝協(日本肝臓病患者団体協議会)第27回代表者会議・交流会の集いが11月12日と13日、千葉市内のTKPガーデンシテイ千葉で全国から21団体74名の参加で開催されました。
・交流会
12日は午後から幹事会、夕刻6時から「夕食・交流会」が開催され、北海道から愛媛までの患者会が集まり実施されました。我々千葉肝臓友の会は半年前から、運営委員の皆さんと如何にしたら盛り上がる大会となるか知恵を出し合い、マンドリンの演奏・手品等でおもてなしを致しました。最後に次回開催県の兵庫から参加した会員の紹介がありました。
・開会式
13日は、開会式が9時から行われ司会は常任幹事の野田氏により、先ず赤塚代表幹事が主催者代表し開会宣言をし、「来年度に始まる医療費助成に肝硬変が盛り込まれていない事、その認定条件がきわめて厳しい事、患者会活動で日頃の悩みを議論しよう」とお話があり、最後に皆さんとこの一年亡くなられ仲間に対し黙祷を捧げました。
来賓には、厚労省肝炎対策室長の小野俊樹氏が、「日肝協の要請に応えるべく肝がんの医療助成については不十分ながら取り組み、今後も患者皆さんと協力して取り組む」と述べました。開催県千葉県を代表して健康福祉部・疾病対策課長の松本正敏氏が歓迎の挨拶を述べ、日本肝臓学会からは地元の千葉大学医学部附属病院消化器内科教授の加藤直也氏が「慢性肝炎・肝硬変・肝がんの最新治療~治験も含めて」の最新治療の講演を頂きました。政党からは自民党の渡辺博道衆議院議員、公明党の桝谷啓吾衆議院議員、地元県議会からは石井宏子議員、横山秀明議員からご挨拶を頂きました。
・代表者会議
米澤敦子常任幹事の司会で開会され、議長に川田義広常任委幹事、書記に熊谷勇志常任幹事を選出し議事に入りました。
山本代表幹事より、活動報告の詳細の説明があり、又赤塚代表幹事より、決算報告の詳細説明があり、監査は原間井監査役と岡田監査役で実施し代表で岡田監査役から報告がありました。29年度活動報告は山本代表幹事より、国の来年度予算計上予定の肝がん医療助成に対する対応と、自治体への対応について施策への働きかけがありました。29年度予算案の説明は赤塚代表幹事からあり、方針・予算案共に全会一致で承認されました。
・分科会
午後から3つの分科会があり、第一分科会は国の肝炎対策、第二分科会は自治体の肝炎対策、第三分科会は今後の今後の患者会・日肝協の在り方がテーマでした。
最後の全体集会では「千葉アピール」が千葉肝臓友の会の運営員の清田千賀子さんより読み上げられ、採択されました。尚、千葉アピールにつきましては、1月号の会報に掲載予定ですので、よろしくお願い致します。(下欄に、日肝協(千葉大会)代表者会議・交流会の抜粋写真掲載しますのでご覧ください。)
2.ウイルス検診の年齢制限撤廃促進の活動
潜在する県民の肝炎患者の早期発見・早期治療に結び付ける為、昨年も3団体の肝炎
フォーラムの協力も得て、年齢制限のある市町村を重点的に巡回訪問致しました。特に上限年齢制限のある市町村を重点的に訪問巡回活動の結果、54市町村中6割の31市町村は年齢制限を撤廃による肝炎ウイルス検査を実施となりました。この状況は全国的にみても、千葉県は上位にランクされると思います。
この訪問活動は、特に毎年石井宏子県議(君津市)や横山秀明県議(八千代市)の両先生には格別のご協力ご指導を得て、ご同行頂き肝炎ウイルス検査の各市町村の年齢制限の撤廃に向けて推進して参りました。市長との面談の際は、市長・副市長・担当部長・担当課長・窓口責任者も同席頂き、その場で会議し、即決で年齢制限の撤廃を実施することとなりました。この両県議会議員のご尽力・ご協力に対し、皆さんと共に心から有難く感謝申し上げる次第です。本年も継続して年齢制限のある市町村に対し、その撤廃に向けて訪問巡回を実施して参ります。
3.ウイルス検診実施による潜在患者の発見と陽性者のフォローアップ制度の推進対策
肝炎ウイルス検査が全国一斉にスタートしたのは、平成14年からであり千葉県の累計の40歳以上の受診者数は28年度末までで1,193,708人(32%の受診率)であり、また累計の患者数はB型肝炎患者が8,027人、Ⅽ型肝炎患者が7,749人で合計15,776人も存在します。その患者さん達は現在どの様になっているのか大変心配です。
国は、この陽性者の未治療の患者の撲滅対策として、29年度より新たに肝炎医療コーディネータ制度をスタートさせ、講座を受講し終了後のテストの合格者に対し、千葉県知事の認定書が交付されます。当患者会としまして運営委員7人(男性4人、女性3人)が受講(11月25日)し、全員合格し資格を取得しましたので、更に皆様のお役に立ちます様に一同頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
昨年暮れの12月に千葉県疾病対策課に確認しました所、県下54市町全てに肝炎医療コーディネータの配置は完了したと確認致しました。 国は、上記に併せ29年度より、重症化予防対策として「フォローアップ事業」をスタートし、先ずこの制度に同意された患者に対し、初回精密検査費用の助成制度と定期検査費用の助成制度があります。
定期検査の助成費は、慢性肝炎は1回の自己負担額は2,000円、肝硬変・肝がん患者は自己負担3,000円であり年間2回まで助成を受けられます。但し対象は市民税が世帯で年額235,000円未満の方です。詳しくは千葉県疾病対策課電話043-223-2665又は市町村の肝炎担当課までお問合せ下さい。
尚、公明党千葉県議団(団長・藤井弘之県議)は私達患者会も参加させて頂き、昨年10月11日に千葉県知事に対し、各市町村に肝炎医療コーディネータの早期配置・育成による「肝炎ウイルス陽性者の早期発見と重症化予防に関する要望書」を提出頂きました。誠にありがとうございました。この詳細は1月号の会報に掲載予定です。
今肝炎は、早期発見・早期治療すれば、飲み薬服用2~3ヵ月で、ほぼ98%~99%は完治する時代となりました。一日も早くこの事業が軌道に乗り、早期に肝炎患者が安心して治療に専念出来ることを念願しております。行政当局の早期の確立した方針の基に我々患者会は積極的に協力して参ります。
本年も皆様のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
寒さも厳しい折お風邪など召しません様にくれぐれもご自愛下さい。
皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
平成31年元旦 千葉肝臓友の会会長 村田 充
皆様 明けましておめでとうございます。 新春を迎え如何お過ごしでしょうか。
昨年皆様には、患者救済活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございました。
新年にあたり、当会の患者救済活動の一端を申し述べ、本年もご支援・ご協力を賜りたく
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇 国会請願活動とその後の活動について
その1 新規に昨年暮れの平成30年12月より「肝がん・重度肝硬変の入院医療費への助成」がスタート致しました。
昨年の春、この制度が確実に実施されることを目的に、皆様のご協力を得て国会請願活動を実施し、7月20日開催の厚生労働委員会で採択されました。厚生労働委員会に提出された請願件数は44件であり採択さ れたのは5件(11%)と厳しい状況でした。
採択されての平成30年度予算(30年12月~31年3月分)として10億円計
上され、その条件として、肝がん・肝硬変で入院治療して自己負担額が高額医療の基準を超えた月が1年間で4ヵ月以上となったら、4ヵ月目から自己負担額が月1万円となります。但しこの制度は研究事業の為その協力の了解署名が必要であり、また世帯年収が370万円に限ると大変厳しい条件付きの制度です。
その2 上記のように厳しい条件付きの中で、その制度の緩和を目指し、今年も国会請願の実施に向けて、昨年暮れ国会与党の肝炎対策議員連盟の先方を訪問し請願についての主旨説明し意見を頂きました。
訪問者は日肝協山本・川田 両代表幹事、野田常任幹事の3名。私も参加予定でしたが体調不良の為参加することが叶いませんでした。
・12月 5日:10時30分~11時 肝議連副会長 桝屋啓悟議員(公明党)
11時~12時 肝議連副事務局長 江田康幸議員(公明党)
・12月13日:11時~11時30分 肝議連幹事長 田村憲久議員(自民党)
13時30分~13時50分 小泉進次郎厚生労働部会長(自民党)
14時~14時20分 肝議連会長 尾辻秀久議員(自民党)
14時35分~14時55分肝議連事務局長 福岡資麿議員(自民党)
15時15分~15時30分 参議院議員 片山大介(維新の会)
その3 国会請願は下記の4項目を予定で特に項目①を検討
- 新たに始まったウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者に対する医療費助成の実態調査し、その結果をふまえ拡充を検討して下さい。
- 肝がん・重度肝硬変の治療薬の研究開発をいっそう促進してください。
- B型肝炎ウイルスを除去する治療薬の研究開発をいっそう促進してください。
- 潜在する肝炎患者・感染者の検診と陽性者の受診・受療に結び付ける施策をいっそう促進してください。
*項目①については、の肝がん・肝硬変への医療費助成が昨年12月から厚生労働省の研究事業として各都道府県で実施の運びとなっています。厚労省は対象となる患者数は7千人~8千人(千葉県は約300人)と推定
しかし患者会としては助成の条件が厳しいので その数字までは読めません。②③④は据え置き ①の条件緩和の可能性 採択に至るか 各議員の意見を参考に常任幹事会開催で判断となります。
*項目➁については、12月5日 厚労省肝炎対策大場室長を面談、厚労省としては、制度が出来たばかりで1年後に変更は困難。しかし準備は着々と進める事が大切と思っています。請願書文言の打合せが必要であれば相談にのりますとの回答でした。長年の全国患者会の国会請願活動によりやっと採択された新制度の実施であり、少しでも多くの該当する肝炎患者が救済に結びつきます様 我々患者会としても千葉県及び各自治体と積極的に連携を図り協力して参ります。
尚、この肝がん・重度肝硬変の入院医療費助成制度の助成手続きにつきましては、末尾に掲載の厚労省発行の【解説図表(ちらし)】をご参照下さい。
お問合せは、千葉県疾病対策課 電話043(224)8910まで
〇 千葉県内活動について
その1 下記の2箇所での肝臓病市民公開講座を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしております。
㋑ 平成31年5月26日(日)予定
・木更津・君津・袖ケ富津・館山・鴨川、県南地区の肝臓病市民公開講座開催を予定。
・会場:君津中央病院4階講堂
・講師:千葉大学医学部附属病院 教授加藤直也先生他2名を予定
㋺ ・平成31年9月15日(日)予定
・千葉・市原地区の肝臓病市民公開講座開催を予定
・会場:蘇我コミニティセンター又は千葉市内
・講師:千葉大学医学部附属病院教授 加藤直也先生他2名を予定
その2 県下54市町村ある自治体の中で、肝炎ウイルス検査の年齢制限のある市町村が19箇所(35%)ありますが、早期に年齢制限の撤廃を目指し、市町村訪問活動を実施して参ります。
本年も国会請願署名活動をこの春3月~5月に実施予定です。
皆様には署名活動をお願いすると思いますがご協力・ご支援を賜ります様本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しい折お風邪など召しません様くれぐれもご自愛下さい。
皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
平成31年元旦 千葉肝臓友の会会長 村田 充
皆様 明けましておめでとうございます。 新春を迎え如何お過ごしでしょうか。
昨年皆様には、患者救済活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございました。
新年にあたり、当会の患者救済活動の一端を申し述べ、本年もご支援・ご協力を賜りたくどうぞよろしくお願い申し上げます。
〇 国会請願活動とその後の活動について
その1 新規に昨年暮れの平成30年12月より「肝がん・重度肝硬変の入院医療費への助成」がスタート致しました。
昨年の春、この制度が確実に実施されることを目的に、皆様のご協力を得て国会請願活動を実施し、7月20日開催の厚生労働委員会で採択されました。
厚生労働委員会に提出された請願件数は44件であり採択されたのは5件(11%)と厳しい状況でした。
採択されての平成30年度予算(30年12月~31年3月分)として10億円計上され、その条件として、肝がん・肝硬変で入院治療して自己負担額が高額医療の基準を超えた月が1年間で4ヵ月以上となったら、4ヵ月目から自己負担額が月1万円となります。但しこの制度は研究事業の為その協力の了解署名が必要であり、また世帯年収が370万円に限ると大変厳しい条件付きの制度です。
その2 上記のように厳しい条件付きの中で、その制度の緩和を目指し、今年も国会請願の実施に向けて、昨年暮れ国会与党の肝炎対策議員連盟の先方を訪問し請願についての主旨説明し意見を頂きました。
訪問者は日肝協山本・川田 両代表幹事、野田常任幹事の3名。私も参加予定でしたが体調不良の為参加することが叶いませんでした。
●12月 5日
10時30分~11時 肝議連副会長 桝屋啓悟議員(公明党)
11時~12時 肝議連副事務局長 江田康幸議員(公明党)
●12月13日
11時~11時30分 肝議連幹事長 田村憲久議員(自民党)
13時30分~13時50分 小泉進次郎厚生労働部会長(自民党)
14時~14時20分 肝議連会長 尾辻秀久議員(自民党)
14時35分~14時55分肝議連事務局長 福岡資麿議員(自民党)
15時15分~15時30分 参議院議員 片山大介(維新の会)
その3 国会請願は下記の4項目を予定で特に項目①を検討
- 新たに始まったウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者に対する医療費助成の実態調査し、その結果をふまえ拡充を検討して下さい。
- 肝がん・重度肝硬変の治療薬の研究開発をいっそう促進してください。
- B型肝炎ウイルスを除去する治療薬の研究開発をいっそう促進してください。
- 潜在する肝炎患者・感染者の検診と陽性者の受診・受療に結び付ける施策をいっそう促進してください。
*項目①については、の肝がん・肝硬変への医療費助成が昨年12月から厚生労働省の研究事業として各都道府県で実施の運びとなっています。厚労省は対象となる患者数は7千人~8千人(千葉県は約300人)と推定
しかし患者会としては助成の条件が厳しいので その数字までは読めません。②③④は据え置き ①の条件緩和の可能性 採択に至るか 各議員の意見を参考に常任幹事会開催で判断となります。
*項目➁については、12月5日 厚労省肝炎対策大場室長を面談、厚労省としては、制度が出来たばかりで1年後に変更は困難。しかし準備は着々と進める事が大切と思っています。請願書文言の打合せが必要であれば相談にのりますとの回答でした。
長年の全国患者会の国会請願活動によりやっと採択された新制度の実施であり、少しでも多くの該当する肝炎患者が救済に結びつきます様 我々患者会としても千葉県及び各自治体と積極的に連携を図り協力して参ります。
尚、この肝がん・重度肝硬変の入院医療費助成制度の助成手続きにつきましては、末尾に掲載の【厚労省の解説リーフレット】をご参照下さい。
お問合せは、千葉県疾病対策課 電話043(224)8910まで
〇 千葉県内活動について
その1、下記の2箇所での肝臓病市民公開講座を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしております。
㋑ 平成31年5月26日(日)予定
・木更津・君津・袖ケ富津・館山・鴨川、県南地区の肝臓病市民公開講座開催を予定。
・会場:君津中央病院4階講堂
・講師:千葉大学医学部附属病院 教授加藤直也先生他2名を予定
㋺ ・平成31年9月15日(日)予定
・千葉・市原地区の肝臓病市民公開講座開催を予定
・会場:蘇我コミニティセンター又は千葉市内
・講師:千葉大学医学部附属病院教授 加藤直也先生他2名を予定
その2 県下54市町村ある自治体の中で、肝炎ウイルス検査の年齢制限のある市町村が19箇所(35%)ありますが、早期に年齢制限の撤廃を目指し、市町村訪問活動を実施して参ります。
本年も国会請願署名活動をこの春3月~5月に実施予定です。皆様には署名活動をお願いすると思いますがご協力・ご支援を賜ります様本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しい折お風邪など召しません様くれぐれもご自愛下さい。皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。