〇B型肝炎への適用を目指して、東レがインターフェロンベータの新薬について第1相治験を終え、第2相治験に向かうと発表しました。 東レ代表者によれば、慢性B型肝炎を根治できる薬剤にしていくことが目標という。ここのところ、C型肝炎新薬の話題が多いのですが、B型肝炎の新薬の研究・開発もいろいろ推進されている模様です。
【千葉肝臓友の会】
〇関心のある方は、下記の参考記事をご参照ください。
PEG-IFNベータ、B型肝炎 と多発性硬化症(MS)への適応で第2相治験へ ~東レ初の遺伝子組み換え製剤に~
2015年9月9日 化学工業日報より抜粋
〇東レはペグ化インターフェロンベータ(PEG-IFNβ)製剤「TRK-560 (開発コード)」を、慢性B型肝炎と多発性硬化症(MS)の2つの適応での開発を 目指す。すでに国内第1相臨床検査試験(P1)を終了しており、今期中にも次の治 験への移行を意思決定する。慢性B型肝炎はアジア、MSは欧米と、患者数が多い地 域での開発を検討している。上市できれば、同社初の遺伝子組み換え製剤となる。
〇詳細は化学工業日報をご覧ください。