米アッビー社は、現在開発中のすべてのジェノタイプに効く、所謂、パンジェノ型レジメンの新薬(開発名:ABT-493+ABT-530)の治験で、8週間の治療で、極めて高い有効率(97.5%/SVR12 )を達成したと、発表しました。ウイルス学的失敗例は1%としています。従来、C型肝炎経口新薬の適用用途は、ジェノタイプ1型向けとか、ジェノタイプ2型向けとかジェノタイプを指定して適用されてきましたが、今回の新薬は、すべてのウイルスのジェノタイプに適用できる点と、又、8週間の短期間治療で済むという点で、画期的であり、早期の適用承認を期待したいと思います。
米国では、年内に、日本でも、2017年年初に承認申請がおこなわれる予定です。

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【千葉肝臓友の会】

投稿者 chiadmin