〇ユーグレナ(社)は、微細藻類ユーグレナ(和名・ミドリムシ)の継続摂取で肝硬変などに発達する線維化を抑制する効果を見いだしたとしています。
同社ではユーグレナを食材などに展開しているが、医療分野での活用も視野に研究開発を進めていくという。
〇実験では、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を発症させたマウスにユーグレナ粉末、ユーグレナ特有の成分であるパラミロン粉末のいずれかを加えたエサを27日間与えた。粉末入りのエサを食べたマウスは、通常のエサを摂取したマウスに対し、肝臓の線維化が有意に抑制されていたという。
〇研究成果は、このほど開かれた第32回ユーグレナ研究会で効果を発表した。
〇関心のある方は、化学工業日報2016年11月30日 (水)配信をご覧ください。
【千葉肝臓友の会】