〇今回、第5回肝臓と糖尿病・代謝研究会に於いて、糖尿病患者のFib-4高値は肝癌発症の予測因子と発表されました。
〇以下は、日経メディカル 18/08/10 からの抜粋です。
糖尿病患者における非ウイルス性肝癌発症の実態やリスク因子を検討したケースコホート研究から、肝線維化指標であるFib-4 index高値は肝癌発症の予測因子になることが明らかになった。7月21日に鳥取県米子市で開催された第5回肝臓と糖尿病・代謝研究会(会長:鳥取大学遺伝子医療学部門の汐田剛史氏)で、東京大学消化器内科の建石良介氏が発表した。
ウイルス性肝炎の薬物治療の進歩により、2000年頃まで全肝癌の9割を占めていたB型/C型肝炎ウイルス由来の肝癌は激減、入れ替わるように非B非C肝癌が増加している。非B非C肝癌の大部分は飲酒や肥満が種々の程度に関連した生活習慣病関連肝疾患を背景にしていると考えられ、現在では全肝癌に占める非B非C肝癌の割合は4割を超え、新規発症者は年間1万数千人に上ると推計される。
〇詳しく知りたい方は、日経メディカル 18/08/10をご覧ください。
【千葉肝臓友の会】