2014/11/14学会フラッシュ:米国肝臓学会2014
2014年11月7日~11日 Boston, U.S.A.
日経メディカルより 米国肝臓学会取材班
B型肝炎治療では多剤耐性ウイルスへの対応が課題の1つとなっている。核酸アナログ製剤であるエンテカビルとテノホビルの併用療法を48週間実施したと ころ、B型肝炎ウイルス(HBV)DNA量60 IU/mL未満を患者の85.9%で、同12 IU/mL未満を62.5%で達成できたことが報告された。韓国Yonsei University Colledge of MedicineのJun Yong Park氏らが、多施設共同の前向き単群試験の結果として米国肝臓学会(AASLD2014、11月7~11日、ボストン開催)で発表した。