◎既に9月28日に承認済みのC肝経口新薬の薬価が11月18日に決定しました。薬価は、薬価:1錠26,801.20円(1日薬価:53,602.40円)で、11月26日に収載予定です。
C肝ジェノタイプ1型患者向けに第3の新薬「ヴィキラックス配合錠」がいよいよ使えるようになります。
☆「ヴィキラックス配合錠」の最新情報については、当ホームページでも、その都度お知らせしてきましたが、改めて簡単にそのプロフィールを記します。
(詳細は、当ホームページ、肝炎・肝臓病の解説・まとめ欄をご覧ください。)
「ヴィキラックス配合錠」はオムビタスビル水和物/パリタプレビル水和物/リト ナビルの配合錠です。アッヴィ合同会社から発売されます。
含有しているオムビタスビル及びパリタプレビルは、C型肝炎ウイルスの複製 に関わるNS5A及びNS3/4Aプロテアーゼをそれぞれ阻害することでウイルスの増殖 を抑えます。これら2成分が新有効成分です。リトナビルはパリタプレビルの代謝酵素 を阻害して暴露量を高める働きをし、薬効を増強します。
服用量・回数は、1日1回、2錠を経口投与し、治療期間は12週間です。ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎又はC型代償 性肝硬変患者が対象です。
他の経口新薬と同様に保険適用、医療費助成制度の対象になる予定です。
【千葉肝臓友の会】