MSD社 C型肝炎治療薬vaniprebirを承認申請(インターフェロン3剤併用治療)

〇インターフェロンとの3剤治療法の新薬では既にテラプレビル、シメプレビルが認可されていますが、この度、インターフェロンの供給企業のMSD社がvaniprebirを承認申請した。この薬はウイルスの 遺伝子構造のプロテアーゼ(NS3/4A)を阻害して、ウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス剤です。詳しくは、下記のMSD社の発表記事をご参照下さい。

MSD C肝治療薬vaniprevirを承認申請 インターフェロンとの3剤併用療法

 MSDは12月24日、経口C型慢性肝炎治療薬vaniprevir(開発コード:MK7009)を日本で承認申請したと発表した。 vaniprevirはC型肝炎ウイルスの複製にかかわるNS3/4Aプロテアーゼを阻害することでウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス 剤で、インターフェロンと併用して用いる。メルクの創製品だが、現段階では日本でのみ承認取得を目指している。

同社によると、国内フェーズ3(P3)ではジェノタイプ1型のC型慢性肝炎に対してペグインターフェロンおよびリバビリンとの3剤併用療 法によって、プロテアーゼ阻害薬を含まない2剤併用療法よりも短期間で高い抗ウイルス効果が得られ、良好な忍容性も示された。試験結果の 詳細は開示されていないが、治験プロトコル上では、ペグインターフェロンアルファ‐2b(製品名ペグイントロン)とリバビリン(同レベ トール)の24週間の治療をベースとして、vaniprevir12週間と同24週間の治療によるウイルス陰性化率が検証されている。

MSDはP3で用いられたペグイントロンとレベトールを手がけており、vaniprevirが承認されれば、3剤併用療法のレジメンを揃 えて提供することが可能となる。3剤併用療法で用いるプロテアーゼ阻害薬としては、田辺三菱のテラプレビル(製品名テラビック)に続き、 シメプレビル(同ソブリアード)がこの12月にヤンセンファーマから発売されている。

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